防災Q&A

防災に関するさまざまな質問と回答集です。
いざという時のために、日頃から防災に備えましょう。

「活火山」はどのような火山をいうのですか。

 「活火山」とは、三宅島や桜島のように現在も活発な活動を続けている火山のほか、富士山のような過去に噴火したことがわかっていて、現在の活動が活発でなくても将来噴火する可能性があると思われる火山のことをいいます。
 日本では、「火山噴火予知連絡会」が活火山の選定を行っていますが、そこでは「活火山」を「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」として定義しています。新しい定義に基づく改訂により、21の火山が「活火山」として選定されたため、日本の活火山の数は、従来の86から108(1海底火山を2つに分離独立させたものを含む)となりました。
 なお、火山は最も活動的なものでも常に噴火しているのでなく、顕著な噴火は数10か月、数10年、あるいは数100年というような間隔で起きています。

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富士山は活火山なのですか。

 活火山は「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と定義されており、現在は噴気活動が見られない富士山も活火山です。
 富士山は過去に大きな噴火を繰り返しましたが、1707年(宝永4年)の「宝永噴火」を最後に約300年近くも噴火していません。300年近くも噴火していないと、「もう富士山は噴火することはないのでは?」と思えるかも知れませんが、火山の一生は長いですから、300年程度の休止期間は、火山の一生から見ればほんの一瞬、いわば居眠り程度にすぎません。
 火山は最も活動的なものでも常に噴火しているのではなく、顕著な噴火は数十か月、数十年、あるいは数百年というような間隔で起きており、火山の長い一生の間には活動的な期間と休止期間を繰り返します。
 今の富士山は休止期間にあるかも知れませんが、2000年秋から2001年春にかけて、地下のマグマの動きに関係があると思われるごく規模の小さな低周波地震が多数発生し、富士山が活火山であることを知らしめたのは記憶に新しいところです。

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富士山などの火山の情報は、どのようなものがありますか。

 平成19年12月1日より、気象庁は噴火災害の軽減のため、火山の「噴火警報(予報)」「噴火警戒レベル」の発表が始まりました。
「噴火警報(予報)」は、噴火による災害について、予想される影響の範囲を付した名称で警戒を呼びかけます。
 「噴火警戒レベル」は、火山噴火について、危険な範囲や防災対応に応じて5段階に区分し、とるべき行動をキーワードを用いて明確な情報提供することにより、迅速かつ的確な対応が可能になります。
 この2種類の情報を用いて、富士山の場合、静穏(平常)な状況は、「噴火予報:レベル1:平常」という形で、特に注意をする状態ではないことをお伝えします。

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